「SUUMOやLIFULL HOME’Sなどの大手ポータルサイトに毎月莫大な掲載料を払っているが、それに見合う反響が得られていない……」 「自社のホームページはあるけれど、ただの『会社概要』になっていて、そこからの集客はほぼゼロ……」
多くの地域密着型の不動産会社様から、私たちK&Bコンサルティングに寄せられる共通の悩みです。
資金力のある大手と同じ土俵で戦っていては、広告費の掛け合いで疲弊してしまいます。では、中小不動産会社がWebマーケティングで勝ち、自社サイトから安定して反響を獲得するにはどうすればいいのか?
その鮮やかな成功例が、弊社がホームページ制作・マーケティングをご支援させていただいた株式会社メルカートル様(江戸川不動産オンライン)の事例です。
今回は、同社のサイト設計をケーススタディとして、「選ばれる不動産サイト」に必要な戦略とコンセプトの作り方を解説します。
1. 大手に勝つための「ランチェスター戦略(地域特化)」
江戸川・葛飾不動産オンラインのホームページ( https://mercatorcorp.jp/edogawa/ )を開くと、最初に目に飛び込んでくるのは「理想の下町暮らし、ここから探そう。」というメッセージです。
多くの不動産サイトは「一戸建て」「マンション」「売却」といった機能的なメニューを並べがちですが、このサイトでは「江戸川・葛飾エリアでの暮らし」という情緒的な価値(ベネフィット)を前面に押し出しています。
なぜ、エリアを絞り込むのか?
大手ポータルサイトは「全国の膨大な物件数」が武器です。ここに地域の不動産会社が物件数で挑んでも勝ち目はありません。
しかし、ユーザーの視点に立ってみてください。「江戸川区で、下町らしい温かみのある環境で子育てがしたい」と考えているユーザーにとって、全国一律の機械的な検索画面よりも、「江戸川・葛飾の暮らしに日本一詳しいサイト」の方が圧倒的に魅力的に映るはずです。
K&Bコンサルティングでは、江戸川・葛飾不動産オンラインの強みである「地域への深い愛着と知識」を最大化するため、あえてエリアを絞り込み、「この地域で家を探すなら、ここが一番安心だ」と思わせるポジショニングを設計しました。
2. ターゲットの「ペルソナ(顧客像)」を明確にする
「誰にでもいい顔をするサイト」は、結果として「誰の心にも刺さらないサイト」になります。
今回のリニューアルにあたり、私たちは江戸川・葛飾不動産オンラインと共に「どんな人に集まってほしいか」を徹底的に議論しました。
- 予算内で妥協せず、下町エリアで理想のマイホームを手に入れたいファミリー層
- 初めてのマイホーム購入で、手続きやローンに不安を抱えている方
ターゲットが明確になれば、サイトのデザインや言葉選び(トーン&マナー)が決まります。ギラギラとした営業感を排除し、クリーンで親しみやすく、かつ信頼感のあるブルーとホワイトを基調としたデザインに仕上げたのも、このペルソナ設定に基づいています。
3. 「見せる」のではなく「共感してもらう」トップページへ
ホームページを改修する際、「とりあえず物件の写真をたくさん並べよう」とする業者が後を絶ちません。しかし、それは「売り込み」の姿勢が透けて見え、ユーザーの離脱を招きます。
江戸川・葛飾不動産オンラインでは、
- コンセプト(下町暮らしの提案)で共感を生み、
- 地域の魅力や安心感を伝え、
- その上で「実際の物件検索」へと自然に視線が誘導される
という「ストーリーのある動線」を組み立てています。この動線設計こそが、ただの「物件検索カタログ」ではない、「自社ファンを増やすマーケティング装置」としてのホームページの正体です。
【自社HPを見直したい不動産業者様へ】
あなたの街の「強み」、正しくサイトで表現できていますか?
今回ご紹介した江戸川・葛飾不動産オンラインは、あくまで「江戸川・葛飾エリア×下町暮らし」という強みを引き出した一つの形です。
貴社には貴社の、その地域で長年培ってきた「大手には真似できない独自の強み」が必ずあります。
- 「うちは〇〇駅から徒歩10分圏内の物件にめちゃくちゃ強い」
- 「リノベーション向きの中古マンションの提案力なら負けない」
- 「地元の地主さんとの繋がりが深く、未公開物件が集まりやすい」
その強み、今のホームページでユーザーに100%伝わっているでしょうか?もし「伝わっていないかもしれない」「ポータルサイト頼みから脱却したい」と感じているなら、まずは私たちのプロの目を使った「ホームページ無料診断」を試してみませんか?
コンサルタントからのメッセージ 「ホームページを新しくしたいけれど、何から手をつけていいか分からない」という状態でも全く問題ありません。K&Bコンサルティングは、システムの構築だけでなく、貴社のビジネスモデルに踏み込んだ「勝てる戦略」を一緒に考えます。
まずは現状のサイトのURLを教えていただくだけで、改善のヒントをまとめた簡易診断レポートをお届けします。お気軽にご相談ください。
次回予告
コンセプトが決まったら、次はそれを形にする「機能」の話です。 次回は、「離脱を防ぎ反響を最大化する!不動産サイトに必要な『物件検索システム』とUIデザインの裏側」をお届けします。スマホユーザーを迷わせないための具体的なテクニックを公開しますので、お楽しみに!